魚介

今年も生シラス

近所の網元さんのところへ寄って分けてもらった、生シラス。3月にはシラス漁解禁、そしてこれからが旬の最盛期。 釜上げシラスになる前のを少し取り分けてもらうのですが、これはタイミングが難しい。午前中に漁から戻って来た頃を見計らって、さりげなく。…

春キャベツとアサリのパエリア風

今日は満月なので、ヨガの練習は休みにして、気に入りの香を炊き坐禅。 先週から、色々慣れないコトがスタートし(春はそういう季節ですね)忙しなかった。きっとそのせいでアタマの方へ集まっていたというか、上昇しっぱなしだったエネルギーが、ゆったり降…

佐島の地だこで たこ飯♪

週末、長者ヶ崎から秋谷あたりスコーンと水平線まで見渡せる海岸線のドライヴを楽しむ。20分ほどで佐島港へ到着。 港で水産会社が開く店が立ち並ぶこの通りは、いつも人でにぎわう。三浦半島〜湘南エリアのレストランのシェフが直接買い物にくる姿も。 朝、…

烏賊と里芋煮

1週間ぶりにスーパーマーケットへ。入り口の果物コーナーには苺、続く青果売り場ではスナップえんどう、空豆など、早くも春野菜がズラリ。まだ立春も迎えていないのにね。こういうとき日本って長い地形なのだなぁと思う。 遠いところから飛行機に乗って来た…

牡蠣のオイル漬け

旬を迎え、大粒のプリプリ牡蠣をオイル漬けに。 あっ、カメラを取りに行っている間に、誰かが齧った! 黒パンにのせてディルをあしらえば前菜、オイルごとパスタに和えればメインにも。 牡蠣のオイル漬け つくり方 材料:牡蠣(加熱用)500g、バルサミコ酢大…

ホカホカ おでん

今夜はうんと寒くなりそうなので、おでん。 週末の献立は「あれ、食べたい」というリクエスト&気分で決めることが多いため、わりと下ごしらえの短くて済むものに選択が限られるのだが、TVの天気予報で「寒さが厳しい連休となるでしょう」って繰り返すものだ…

畑の香菜たっぷり! 海老のフォー

芽キャベツの隣に、こぼれ種から発芽した香菜(コリアンダー)が、ぐんぐん大株に育ってきた。 春蒔きの香菜は、夏のカレーやアジア料理、トマトのサルサに、毎日活躍してくれる。よく育つ代わり、気づけば草丈20cmくらいの若いうちにひょろ〜っと花芽が伸び…

鱈とじゃがいものカレースープ

週末の献立は鱈とじゃがいもをスープ仕立てに。 冬に旬を迎える生鱈。水分が多くてプリプリした食感は、ソテーなどより鍋物やスープ、鱈ちりなどに向く。普通は身が固くなるので、魚介類を入れたら長時間煮込んではいけないのがルールだけれど、鱈は別。「鱈…

卵、バターなし!ローカロ・鮭とほうれん草のキッシュ

たべラボ・ワークショップ開催しました、みなさまありがとう! 今回は卵、バター、生クリームを使わず、ライトに仕上げるキッシュをメインに。折しもボージョレ・ヌーボー解禁の翌日だったため、メニュー構成はワイン&フレンチ。 参加メンバーのKさんは雑誌…

白身魚のちり蒸し

関東地方は明日からまた冷え込むそうです、小春日和を楽しんだあとは冬将軍を迎える支度。 豆腐も、冷や奴から温かな口当たりの方をチョイスする日が増えてきますね、湯豆腐、煮豆腐、出汁を含んでどんな相手もすっと受け入れる豆腐のおいしさが発揮される季…

鰆のポワレ ドライトマトソース

自家製ドライトマトのEXバージンオリーヴオイル漬けをつくって友人たちへ届ける。 お礼のメールと共に「ところで、刻んでパンにつけたりする他に、どうやって料理に使えばいい?」という質問が舞い込んできたので、ランチは鰆のポワレに決定。かけるソースに…

旬の味!自家製いくら漬をつくろう

いくらのシーズン到来! 毎年9月の走りになると魚屋さんチェックが欠かせない。いそいそと店先を覗き、脂ののったピカピカの生筋子を見つけたら、家へ飛んで帰って、いくら漬けを作る。イクラが食卓に上がるのは、フレッシュな生筋子が手に入る、この数週間…

あさりのフォー(ベトナム麺)

立秋がとっくに過ぎてから、暑さが厳しくなってきたこの夏。でも夕暮れには鈴虫の声が聞こえ夜風にはひんやりとした空気を感じ、少々の天候不順であっても季節は確実に巡ってる。 暑さを払う冷たいものが、どうしても続いてしまうので、この辺で温かい汁物を…

夏バテ防止に!冷や汁 サラサラ〜〜

芝崎の海岸で天日干し鯵をゲットしたので、ランチは冷や汁。 郷土料理として日本各地には色々な冷や汁が存在するそうですね。ウチの冷や汁は宮崎バージョンです。いつか取材で訪ねた農家のおばあちゃまが、みんなにふるまってくださった冷や汁は、初めて食べ…

簡単!うるめ干しの酢漬け

今日も暑くなりそうですね〜 だんだん火を使う料理がツラくなってくる季節、炊きたての玄米ごはんに味噌汁がつけば、主菜は冷たい料理でもいいかって思うような暑い日は、まだ涼しい朝のうちに、うるめの酢漬けをつくっておく。 つくりかたはかんたん! うる…

パーティの定番!アジアン刺身サラダ

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? 我が家は恒例のパーティ・ラッシュでした。日頃なかなかゆっくりと会う時間のない友人たちと、昼下がりからときには真夜中まで、このときばかりは積もる話に花が咲く。 ぜいたくなものや凝ったものはやらない…

鯵のなめろう

本日の「飲んべえセット」 地物の新鮮な鯵が手に入ったので三枚におろし、半分はたたきで生姜醤油、もう半分はなめろうにした。酒は玉乃光の無濾過の生原酒「春しぼり」...たまらん。酒肴は他に、空豆の塩ゆで、3日前に仕込んでおいた数の子粕漬けを味見、…

ヒイカと新若布の酢みそ和え

今日は材料すべてが地のモノです、ロコ料理〜 桜の頃に出回る小ぶりのイカを「花烏賊」とも呼ぶそうで、相模湾では産卵を前に旬を迎える頃。さっとボイルすれば甘みと柔らかさが際立つ。 「花」とくれば大人同士で花見酒と洒落るパーティに、大皿でサーブし…

鰆のポアレ トマトソース 蕎麦の実リゾット添え

鰆って字のごとく春が旬の魚だと思っていたら、暖流に乗って回遊するので南北に長い日本では、地方によって旬が違うのね。 春を告げる魚として獲れるのは九州〜瀬戸内海。秋からは駿河湾、西伊豆。相模湾では寒ザワラと呼び1月〜3月は脂ものって美味。イワ…

Seafood Watch 安全な魚の選び方ガイドブック

アメリカ旅行のお土産にもらったパンフレット。モントレー湾水族館が発行する、安全な魚の選び方ガイドブックです。 体内の水銀濃度や養殖時の抗生物質,ホルモン剤使用の有無などを基準にした安全性の順に魚が色分けされていて、何を買えばいいのかひと目で…

牡蠣のしぐれ煮

昨日は雪が降ったり、みぞれまじりで寒かったですね〜 朝からどんどん気温は下がり午後には3℃だった。 もうそろそろ鍋って気分からは脱していたけれど、温かいものをふうふういいながら食べたくなって、湯豆腐。「このごろ湯豆腐をしみじみおいしいって思う…

旬の平目を昆布〆に

魚屋の前の通りで信号待ちをしていると、店のお兄さんがこちらを見つけて「おいでおいで」と手招きをする。 ははぁ、あれはとびきりのオススメがあるときの笑顔だ。横断歩道を小走りで店先へ飛び込み「今日はなあに?」「平目とブリだよ。見てみなコレ!」「…

天然わらさ 茶漬け

近所の魚屋には三浦半島沿いの港へ揚がった新鮮な魚が並ぶ。お兄さんから威勢の良い声がかかって「今日は長井港のワラサがいいよっ〜!」 ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリの出世魚。3〜5kg程度の大きさのワラサは刺身によし。ブリほどではないが、ほどよい脂と…

ニューイングランド・クラムチャウダーNew England Clam Chowder

魚介の献立が加わる週末の(平日は菜食が基本のため)ブランチはニューイングランド・スタイルのクラムチャウダー。 ミルク系(我が家のは豆乳)スープを「ニューイングランド(ボストン)」トマトベースのスープを「マンハッタン(ニューヨーク)」貝のスー…

嬉しいおすそわけは続く。 京芋とイカの炊き合わせ

京芋は、たべラボワークショップへ参加してくれた方のお父様作の無農薬野菜。家庭菜園でこんな珍しい立派な京野菜を育てられてるとはスゴい!恥ずかしながら関東平野育ちのわたしは、京芋を料理屋でしか食べたことがありませんでした。 シンプルに蒸してみる…

烏賊のフェ

11月のワークショップから。 「フェ」は韓国語で「刺身」のこと。「チョコチュジャン」というコチュジャン+酸味のタレをつくって、たっぷりの野菜と一緒にサラダ仕立てで。味噌汁とごはんの和食スタイルのときも、いつもの刺身の変化球としてさりげなく食卓…

卵・乳製品なし! 秋鮭の豆腐キッシュ

魚は週末に(肉類は食べない、平日は豆と野菜メイン)、養殖は避け天然のみという食習慣なので、手に入る魚の種類はかなり限られてくるが、はからずも旬を追いかける形になって食卓には季節がくっきりと現れる。走りものにワクワクし、旬の盛りには脂の乗っ…

青梗菜 蟹の淡雪あん仕立て

10月の「たべラボ」ワークショップから。 酒、薄口醤油少々入れた出汁で蟹の身をほぐしたものをあたため卵白のかき玉子とじに。長ネギのみじん切り、同量の水で溶いた葛粉を加えとろみをつける。仕上げにショウガの絞り汁を。塩と油少々を加えた湯で青梗菜を…

ヤムウンセン( 春雨サラダ)

8月の料理ワークショップから。 スターターを揚げものにしたのでサラダにはオイルを使わずさっぱりと。赤唐辛子は思い切ってたくさん使ってください。やっぱりヤムウンセンは「ひゃ〜!!」というくらい辛い方が美味しいものね。 ヤムウンセンのつくり方 殻…

サラサラ〜っと 水飯

立秋を過ぎましたが、まだ暑い。ますます暑い。梅雨明けから三週間さすがに食欲も落ちてくる頃。 そんなときは水飯(すいはん)ですね、氷水かけゴハン。 お茶さえ沸かさず食事の支度をしようというのだから究極の手抜き料理とも言えますが、夏の季語でもあ…