ホームメイド・ジンジャーエール


新生姜の季節につくる自家製ジンジャーエールは、6月のゲストへお出しする定番ウェルカム・ドリンク。
ジメジメ&蒸し蒸しするお天気の日も、これでさっぱりスッキリして頂こうと思って、毎年作り続けている。
「ふーん、ジンジャーエールね...」と、何気なく口にするゲストの、市販のものとはひと味違う香りと味に驚くリアクションを見るのも楽しいのよね。
「スパイスが効いて、オトナの味ですね」「甘さがしつこくなくて後味が軽い〜」
こういうの売ってないよねって、みなさんの印象に残るらしく、レシピのリクエストもしょっちゅう頂きます。「この夏は、我が家でもジンジャーエールが定番ドリンクです♪」と、たくさんの方からのお便りも。ありがとう〜

ホームメイド・ジンジャーエールのつくり方


材料:新生姜150g、てん菜糖(または蜂蜜)100〜150g、水300cc、シナモンスティック1本、クローヴ2個、国産レモン1/2個。

つくり方:生姜は皮ごと、フードプロセッサにかける(または薄くスライスする)てん菜糖、水、シナモン、クローブと一緒に火にかける。沸騰したら弱火に落として8〜10分煮出す。火を止める直前にレモンを搾る。中身を濾して保存ビンへ。水やソーダで割ってどうぞ^^

☆残りの生姜は、鍋へ戻して、大さじ2くらいのてん菜糖&絞ったレモンの皮を加えて煮詰め、生姜ジャムに♪

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春よ来い!ベリーベリークラフティBerry clafoutis


冷たい雨続きの数日。春一番も吹いて、いよいよ!という勇み足に待ったがかかる。
せめてスイーツで待ち遠しい季節を先取りしましょう。春の足音が聞こえ始めると、なぜか作りたくなるのがクラフティ。プディング生地に甘酸っぱいベリー類の組み合わせは、ちょっと浮かれた春の気分にぴったりくる。
今日は、フレッシュの苺に冷凍ラズベリーとブルーベリーをミックス。プディング生地には卵、豆乳、てん菜糖、ヴァニラビーンズ、それから何かリキュールも。フランボワーズがあればよかったけれど、切らしてたのでコニャックを(例によって、たっぷり〜^^)
フルーツのリキュールは、菓子づくりに欠かせない。ナチュラルな製法のものをぜひ。香りと甘さが全然違います。ソーダで割って夕暮れ時の一服にも♪
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ネトル&エキナセア 春を迎えるためのブレンドティー


雪が降ったりして、温暖な葉山も冷え冷えと凍える1週間。
しかしながら、立春も過ぎ、満月を迎えようというこの数日に、カラダが「そろそろ春モードに変わるゾ〜」と、サインを出し始めました。
冬の間に溜め込んだものを排出、浄化したくなるこの季節、どうも体調がチグハグになってしまう。まだまだ寒くて部屋の暖房や服のチョイスは冬のままだけれど、カラダ自身はもっと軽くなりたいと要求してくる微妙な時期。
ヨガの練習中に負荷を上げたメニューを組んだり、いつもより遠くまで散歩して汗をかいたり、調整しているつもりでも、なんとなくオカシな感じ。
そんなときは、お茶もハーブティーに切り替えます。ブレンドはそのときの気分でマイナーチェンジするけれど、この季節は、ネトル、エキナセアがベース。緑茶に近いニュートラルな味だから、他のハーブとも組み合わせやすい。今日はカレンデュラもプラス、ほんのりと香る甘さ。これを習慣にして以来、春先のムズムズや気分のアップダウンが和らいで、ラクに過ごせるようになった。毎年頼りになるハーブ。
ネトル(Nettle 西洋イラクサ)は、フラボノイドを多く含むので、アレルギーの症状に効果的。花粉症対策のハーブとしてポピュラーになりましたね。
エキナセア(Echinacea)はネイティブアメリカンが風邪予防にするメディカルハーブとして有名。免疫力を高めると言われてます。
炎症を緩和するのに良いカレンデュラ(Marigold)も万能、我が家では年中常備している。キャリアオイルで浸出油をつくって、冬のボディケアにも使います。膝&かかともツルツル〜。←ってな話を昨日のヨガクラスでしたところ、みなさんから質問が集中したので、ホームメイド・ボディオイルについては後日ブログへエントリーしますね^^
では、今日も元気にいきましょう!


注文するハーブ屋さんから届くのは、全てオーガニック&フレッシュ。いつでもハーブの状態が素晴らしい。


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スパイシー!大人のショコラ・ショLe chocolat chaud


予報通り、連休初日から葉山も雪です。
大急ぎで食料の買い出し、デリバリーのレンタルDVDもタイミングよく到着して、巣ごもりの準備万端〜^^
ランチ後のスイーツは、ゆっくりショコラ・ショを楽しもう。ココアパウダーではなく、ダークチョコレートをミルクに溶かしてつくるショコラ・ショ。濃厚な舌触りとリッチな香りは、まさにデザートドリンク。

ヴァローナ(Valrhona)社のクーベルチュールを刻んで。カカオ60〜80%のビターチョコレートでも代用できます
カカオを吟味し、バニラビーンズやスパイスを加えると、単なるホットチョコレートとは一線を画す大人の飲み物になります。今日は一味唐辛子をオン。チョコレート&唐辛子は好相性、ですよね〜
雪模様の休日、ダーリンとお家で過ごす予定なら、いつものチョコレートの代わりにこんなヴァレンタインは、いかが?





ショコラ・ショLe chocolat chaud つくり方
材料(2カップ分):クーベルチュール(ダーク)60g、ミルク(または豆乳)250cc、てん菜糖大さじ2、ヴァニラビーンズ1/4本、一味唐辛子、好みで生クリーム適宜。
チョコレートはナイフで刻む。ヴァニラビーンズはサヤを縦に切る。鍋にミルクを温めて、チョコレートを加える。泡立て器でかきまぜながらゆっくり溶かす。てん菜糖を加え味見。好みで生クリームを加える。器に注いで一味唐辛子を振る。
ビターチョコレートで代用する場合は、砂糖を控えてください。スパイスは一味唐辛子の他、黒胡椒も合います。濃厚な甘さの中にピリッとアクセント。


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いろいろ木の実のタルト


クリスマスリース・ワークショップ お茶の時間にお出ししたスイーツは、いろいろ木の実のタルト。
最近、タルトづいてます。クリスマスがテーマのワークショップだったから、ホリデーシーズンらしい菓子にしようと思って、タルトのフィリングは前からこれに決めていた。こんなこと珍しいのだけれど。
たいていは、そのとき手に入る食材で突然予定変更したりるするため、テーマのアウトラインは決まってますが、出たとこ勝負が「たべラボ」流。
買い出しに出掛け、おいしそうな旬の野菜と目が合ったら、それを使わずにはいられない。お天気だって朝になってみなくちゃわからない、思いがけず寒ーい日には、温かい一品が欲しくなる。料理は即興を楽しむものですね。
今回も卵、乳製品、砂糖なしのヴィーガンです。タルト台は全粒粉にスパイスをプラス。ナッツをキャラメリゼしたフィリングは、胡桃、アーモンドスライス。さらにクランベリーのレッド&ピスタチオのグリーンで、クリスマスカラーのタルトできあがり!(写真の色が上手く出なくて残念〜)

フィリングのソースにしたのは甘酒。煮詰めると濃厚なクリームのようになるのでタルトによく使います。焼き込むとナチュラルな甘みが立ち上がって、砂糖もぜんぜん必要ないほど。

オーガニック玄米あまざけ

オーガニック玄米あまざけ

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9月のヨガファスティング・リトリート in 葉山(プチ断食) 1日目


ヨガファスティング・リトリート in 葉山(週末プチ断食)開催中です〜
昨晩から北風が吹きつけ、寒ーーい朝。早朝のうちに雨が上がり、刻々と晴れてゆく空を眺めつつ、断食スタート。
食事の支度をする必要のない(それだけじゃなくて、献立を考えることも、買い物も、食器洗いも、なし)1日は、時間がたっぷりと約束されている。
朝いちばんに、書の稽古を少し。それから畑仕事。種まきした小蕪、小松菜が一斉に芽を出したので、その間引き。畑の周りの草取り。雑草たちも長く穂を伸ばして秋モードだ。この重労働からも、あと少しで解放されることでしょう。ヨガの練習をいつもよりゆっくりのペースにして心ゆくまで。それでも、まだ10時。
午後からは、みなさんをお迎えし、ピカピカに澄み渡る青空と日差しの中でヨガセッション&1回目のフレッシュジュース。
おつかれさまでした、今夜はゆっくりお休みくださいね。明日もよろしく〜


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かぼちゃプリンを味わいつつ、オーガニックについて考える


古いファイルを整理していたら、よくつくっていた洋菓子のレシピがたくさん出てきた。
アップルパイ、ロールケーキ、シュークリーム、タルト、ガトーショコラ、カスタードプリンetc... 家庭でつくるベーシックな洋菓子のレシピカードには、単なる配合の情報以上のものが詰まっている。お菓子づくりにまつわる物語や想い、失敗を繰り返しつつマスターしていった思い出が浮かんできて懐かしい。玄米中心の食生活へシフトして以来、牛乳を飲む習慣がなくなり、最近つくるスイーツはベジ・オイルや豆乳ベースで卵はなしというものが多いのだが、久しぶりにかぼちゃプリンをつくってみよう。
材料は平飼いの卵、ノンホモジナイズの牛乳、葉山産のカボチャ、てん菜糖、ヴァニラビーンズ。
キャラメルソースもてん菜糖でつくる。グラニュー糖でつくるほど透明度は出せないのだけれど、精製砂糖はカラダにつらく感じてしまうし、キャラメルは、ほろ苦いアクセントを添えるためなので、これでよしとしましょう。

ホモジナイズとは、牛乳に圧をかけて脂肪球を小さく砕き、含まれる脂肪分を均質にすることですね。こうした処理をしない(ノンホモジナイズ)牛乳は、静置しておくと脂肪分が上へあがってきて分離するので、層が分かれ、上の方が濃厚なクリーム状になる。この上澄みが生クリーム。
分離が起こるのは牛乳の自然な性質なのに、ではなぜ脂肪を均質化しなくちゃいけないのでしょう。
メーカーや酪農協会、業界団体のサイトを見てみると、いろいろ説明はされているものの、その理由についてはなんとなく釈然としない。「より日持ちする」「飲み終わるまで均一な風味を味わえるよう」「殺菌などの製造管理がしやすいから」(←クリームがタンクに付着しにくいそうだ)「クリームが浮くと、消費者から<腐っている>と指摘されるから」...ふーむ。
飲んでみるとわかるけれど、ナチュラルな牛乳は舌になめらかでおいしい。食材はなるべく加工される工程が少ないものを選ぶ主義でもあるので、今のところ、たまに牛乳を買うときは、ノンホモジナイズ派。
それから、牛乳には高温殺菌と低温殺菌がありますね。この差については、どっちがどう好ましいのかまだわからない。ノンホモジナイズの高温殺菌牛乳ってないみたいなので、実際は選択肢がない。でもなんとなく流れている「低温殺菌の方が自然っぽい」というムードに、簡単に乗っかりたくもないなぁ。これについては、引き続き勉強しますー。

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