パーティの定番!アジアン刺身サラダ


ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? 我が家は恒例のパーティ・ラッシュでした。日頃なかなかゆっくりと会う時間のない友人たちと、昼下がりからときには真夜中まで、このときばかりは積もる話に花が咲く。
ぜいたくなものや凝ったものはやらないけれど、東京からの友人たちを新鮮な地魚でもてなす一品が、これ。
アジアン刺身サラダは、初めてお迎えするゲストには必ずお出しする決まり。そして親しい友や家族にも、夏がくればいつも登場する我が家の定番でもあります。以前はパーティ用のノートをつけていて、日付とメンバーと料理をメモしてメニューが重ならないようにコントロールしていたのだけれど、あまりにしょっちゅう人をお招きするものだから、だんだん疲れてきてノートがプレッシャーになってた。そんなあるとき友人が「えっちゃん家のアレがまた食べたい」ってリクエストしてくれて「あ、同じメニューでもいいんだね」と一気に肩の荷が降りたのを覚えている。それ以来自分が招かれる側になったときには、友人の得意料理をときどきリクエストすることにしてます。
さて、アジアン刺身サラダ。初夏から、この辺りではカンパチがたくさん揚がるようで、新鮮なサクが手に入る。ハマチのように脂がよくのり、それでいて歯ごたえがしっかりしているカンパチは、たっぷりの香味野菜とエスニックなドレッシングで和えると相性バツグン!菜園で収穫したばかりの香菜(コリアンダー)、大葉、もやし、セロリ、そして歯触りと味のアクセントにワンタンの皮を揚げたもの&粗く刻んだアーモンド。ドレッシングは豆板醤、はちみつ、ごま油、しょう油、米酢、黒胡椒で辛みと甘みをガツンと効かせた味に仕上げます。もやしの水分やカンパチの脂で味がボヤけてしまうので少々濃いめにするのがコツ。
すべての素材を小山に盛りつけテーブルへ出し「なに、なに、コレ??」ってゲストの期待が高まったところで、

ドレッシングを回しかけ、こうやって大胆にすべてを混ぜ合わせるプレゼンテーション。
じつはこのサラダ、お料理上手の先輩俳優さんから教わったパーティーフード。東京時代は白身の刺身用(鯛、ヒラメなど)をつかってましたが、葉山でとびっきりのカンパチが手に入るようになってからカンパチが定番に。白身魚のときはもっと上品なドレッシングだったように思うけれど、カンパチに合わせてどんどんスパイシーなエスニック味へと変化していき、組合わせる食材も自分流にアレンジしてるので、十数年を経て元のサラダとはぜんぜん違うものになっている気がする...原型の名残はワンタンの皮? 




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