自家製めんつゆで、カボチャといんげんの焼き浸し


6月半ばから、週末のブランチには「何食べる?」「そうめん!」という会話が幾度となく繰り返される。好きだねぇ、そうめんが。8月になる頃には「お昼はそうめん、ね」って先に答えちゃったりして。
そうめんのつゆは、みりんとしょうゆをひと煮立ちさせ出汁で割り、冷たくしておかなくちゃ美味しくない。多めにつくると余るし、あと一口食べたいときにつゆが足りなくなるってこともある。そんなわけでつい、市販のめんつゆに手が伸びて...。しかし、先月から空き瓶がすごい勢いで増えていくのを見るうち、さすがにどうにかしなくちゃ〜と、ココロがささやく。ある程度保存ができて、なおかつパッと作れるようにするためには、傷みやすくなる水分を除いた濃縮タイプのつゆをつくればいいってことかなー。
つくってみたら、いろんな良いコトがありました。

  1. つゆを好みの味にできる(市販のは、わたしにはちょっと甘すぎるのが多い) 
  2. 調味料の割合がきっちり決まっているので、煮物やおひたしなんかも、一瞬でつくれちゃう 
  3. だしがらでつくる佃煮も、再調理の味付け不要 
  4. 家計にやさしく、生ゴミも空き瓶ゴミも出ない!←ここ大切だよね?

カボチャといんげんの焼きびたしは、そのめんつゆで。オーブンで焼いて、水で割っためんつゆをかける、おしまい。かんたん〜。
もちろんつくりたての出汁で割ったおひたしの香りにはかないませんが、なるべく火を使うクッカーの前には居たくない夏、これでよしとしましょう。




自家製めんつゆ(濃縮タイプ)つくり方
干し椎茸1個、昆布10cm角、削り節ひとつかみ、みりん1/2カップ、酒1/2カップ、しょうゆ1カップ。椎茸と昆布は分量の酒へ15分ほどつけておく。材料をすべて鍋に入れて弱火で3分煮る。粗熱をとってから、ザルの上へペーパーなどを敷き、濾す。めんつゆとして使うときは3倍に冷水で薄める。冷蔵庫で3週間くらい保存可。

だしがら利用の佃煮。昆布と椎茸はスライスして山椒の実をプラス。おかかは鍋でちょっと水分を飛ばしてから、白ごまを手でひねりながら加える。



ブログランキング・にほんブログ村へ