高野豆腐のそぼろ五色丼

急に家人の予定が変わって「今日ごはんいらない」っていうとき、冷凍できるものは、まぁいいけれど、和食のつもりで煮物をたくさん作っちゃったときは、さてどうしよう。高野豆腐の含め煮なんて主菜になりにくいし、続くと飽きる。
翌日、温め直した煮物としばらくにらめっこして、そぼろ丼になりそうだと思いつく。野菜を一種類ずつフードプロセッサにかけて...。

味見すると何かが足りない。高野豆腐へごま油とみりんを加えて混ぜ合わせ、より「そぼろ感」を上げてみる。お、いいかも。なるほど、本家そぼろ丼っていうのは鶏の脂の旨味でご飯を進ませる料理なんだね。
スクランブルエッグのインスタントいり卵も添えてカラフルに。鍋で炒り卵をつくるのはたいへん。鍋に卵がくっついて後片付けも面倒なので、一人分なら迷わずフライパンのスクランブルエッグへチェンジだ。
なんとなく、赤ちゃんの離乳食っぽさも否めませんが、副菜的存在の煮物が主菜として復活したのはよかった。なぜ分解しただけで、ごはんのおかずに変化するのかなぁ。
肉は消化に重すぎると感じてまったく食べないわたしには、高野豆腐の「ベジそぼろ」で十分イケるが、これお肉を食べる人にもおいしく感じるかしら。そのうち知らん顔して食卓へ出してみよう（って、ブログへ書いたら内緒にならない...）

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