自家製の堆肥づくり


秋の間中、せっせと落ち葉掃除をしながら集めた裏庭の小山。その横には生ゴミ堆肥用のコンポスト(父から受け継いだものなので、かなり年季が入ったルックス...^^;)
この積み上げた落ち葉で何をするかというと、自家製の堆肥づくり。畑の野菜をおいしくしてくれる、我が家の秘密兵器です♪

使うのは広葉樹の枯れ葉。ここへ米ぬかを蒔いて、また枯れ葉を積んで枯れ葉→米ぬか→ときどき野菜クズなんかも放り込んで、サンドイッチに積み上げる。最後に水をかけて長靴でグイグイ踏み固める。するとあら不思議、中の微生物が発酵を始めます。枯れ葉の間へ手を差し入れれば、中はほんわか温かい。この発酵熱は70℃ほどにも上がり、中の病原菌や虫の卵などはその熱で死滅してしまうそう。

ときどき上下を切り返してやる。どんどん分解は進み、数ヶ月後、葉っぱをかき分けた下にはふわっふわの黒土が出来始める。これが堆肥。畑にスキ込み土壌改良剤、肥料として利用します。完熟の堆肥ができあがるまでは約1年。気の長い話だと思いますか? 
畑で収穫し終わった野菜の苗木や庭木の枯れ葉、わたしたちが食べた後の野菜クズ、米ぬかを、順に積み上げて堆肥にし、1年後にはそれをまた畑に蒔く。畑→キッチン→裏庭のコンポスト→畑...自分の暮らすほんの小さなエリア内でもこうやって命は連鎖している。循環の大いなる輪の一部に、ニンゲンも混ぜてもらっているんだなぁということを、毎日裏庭へ生ゴミを捨てに行くたび、実感する。




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