大寒の頃、かきもちあられ

大寒だというのに、昨日からポカポカ陽気。頬をなでる風の暖かさに、このまま春の訪れを期待しちゃうが、そうはいかない、明日からまた寒くなるそうです、みなさまお大事に。
この時期のカラカラお天気に便乗するのは、冬の干し物あれこれ。お芋に大根、そしてかきもち。

お餅を適当に割って、まずは陰干し。1週間くらいかけてじわじわと水気を飛ばしたなら、最後に天日に当てる。
寒餅を薄切りにしたのは、直火であぶってかきもちのおせんべいに。四角に割ったのは、菜種油で揚げてかきもちあられ。ゆっくりと低温の油で揚げるうちに、ぷーっと膨れてお餅の花が咲く。薄いきつね色に揚がったところへ塩をふる。
揚げあられは、油の質と鮮度が美味しさだなぁと、しみじみ思いつつ、カリポリ。背を西日に当てながら、お茶の時間でひとやすみ。

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