ひじき＆蓮根アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ(aglio olio e peperoncino)

ワークショップが冬休み中の1,2月は、レシピ開発に精を出すシーズンでもあります。美食家かつ辛口批評家から、試作品への忌憚なきご意見を伺う、楽しくもオソロしい（？）パーティなども。
何かと理由をつけては飲んだり食べたりしようという、単なる食いしん坊の集いなのだけれど^^) 　食材の扱い、味加減のひとつずつから、つぎつぎ会話は展開し、尽きることがない。マドレーヌを一口食べたとき、夏の避暑地を思い出すという出だしの小説がありますが、贅を尽くしたというより、そんな風に記憶や感情を呼び覚ますような、響く料理をつくりたい。
今夜のテーマはワインに合うベジ・ディナー。数日前に訪れたフレンチレストランでの「京野菜フルコース」からおおいに刺激を受けていたので、できるだけ地元の食材を使おうと思って、久留和産のヒジキを。網元の奥さんがつくるヒジキはふっくら柔らかな仕上がりで、さっと茹で上げそのままサラダにしてもおいしい。

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