やさしいキモチ


週末のヨガクラスには、平日忙しく働いている方、お子さんを家族へ預けて参加する方、みんなそれぞれ事情をやりくりして集まってくださる。
今日も「出がけに子供がグズって、もー!と思っていたのですけれど、あぁこの時間を過ごせて有り難いなぁって、ヨガの間にだんだんやさしい気持ちになっていく自分に気づきました〜」と、話してくれた方がいて、うれしい。
なんだかわからないままに、バタバタと時間は過ぎるし、追い立てられているうち、愛を見失ってしまう。それと引き換えにするほどの「価値あること」なんて、じつはありはしないのに。
ヨガの練習をして、ふうーっとお腹の底から深くゆったり呼吸していると、自分にとって何が大切かということの、源泉に触れるというか、言葉にならないくらい繊細、でも力強く確かなモノを感じる。思考によって優先順位のラベルをつけ、判断し、どんどん処理していくいつものやり方ではなく、日常に「すき間」をつくる感じ。これは、わたしにはすごく大事。
うつくしいものに心を奪われる瞬間にも、おなじ感覚がある。時が止まり、違う時間が流れる。クラスへ向かう道すがら、ふと視線を上げた先に飛び込んできたのは深紅のしずく。山椿は海岸に近い山林などに自生するそうで、葉山では散歩中によく見かける。園芸種と区別して山椿、薮椿。

磯魚の 笠子もあかし 山椿    水原 秋桜





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