カラスミ味！？菜の花とミモレットのスパゲッティ

今日は暖かでしたね。一日に何度も、思わず立ち止まっては顔を上げ目を閉じて深呼吸。空に向かってお日様を味わう。
リビングに生けてあった蕾のフリージアも、いつの間にか一斉に咲いていた。部屋を横切るたびに空気が動き、甘い香りがふわっと漂う。あぁ春がやってくる！
こうなれば、献立も春モードへチェンジと思って、パッと頭に浮かんだのが、菜の花、ミモザ。
「この時期は、イエローの花をよくお求めですね」って、花屋の店員さんに言われて気づいたことだが、2月の後半から３月の初めにかけて、なぜか黄色に引き寄せられてしまう。スカーフにブラウス、ポストカードやラッピング用のリボンも。
ベースはアーリオ・オリオ・ペペロンチーノ、原木生椎茸のスライスも一緒に炒め、菜花をパスタと一緒にさっと茹でて加える。上からミモレットをおろして、菜の花カラーに。22ヶ月熟成のミモレットは、パルメジャーノ・レッジャーノよりチーズ臭が少なく、味もまるくて凝縮しているので、菜の花の淡い香りを邪魔しない。スライスしたのをかじると、まるでカラスミのようだ（というわけで、日本酒の肴にもなります←余談 ^^;）サラダは畑の蕪とイタリアンパセリ、ディルを少し摘み、セロリ、ひよこ豆、粗く刻んだアーモンド＆カボチャの種のロースト、自家製ゆずジャムのドレッシング。
つい数日前は湯豆腐や、けんちん汁に、ホッ..としていたのに、単純だなぁと思いつつ、窓辺へテーブルをセットして、日向ぼっこ＆ランチ。

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