今日も野草摘み。フキの地がつお煮


早春から始まる野草摘みは、フキノトウよもぎ、芹。そしていよいよエンジン全開です。蕗のシーズン到来だもの。
畑作業へ出向く途中、里山に延々と続く野ぶきを目にするや、なぜだか足が勝手にカーブし斜面を登る。そよ風に揺れひらりひらりと円を描く葉が、おいでおいでと招いている。これを知らん顔できようか。ほどよい大きさになった茎へハサミを入れ、一瞬で摘み取る位置を決めながらリズムよく。同時に、根元に見える小さなわき芽を決して傷つけないよう注意深く。


小指の太さほどの愛らしい山蕗は、香り高く、筋もなく柔らか。ガーゼに包んだ削り節をそっと鍋の脇へ沈め、澄んだ出汁に青々とした蕗もよいが、今日はそのままひとつかみを鍋へ加え、グツグツ炊いて旨味の元も一緒に食べてしまう、地がつお煮に。これも家庭料理ならではですよね。




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