たべラボBasic ワークショップ(1年目コース)開催!


たべラボBasic(1年目コース)ワークショップ 開催しました。みなさま、ありがとう!
今日は、初参加くださる方々のクラスでした。期待と、少し緊張も混じったみんなの様子に、数年前たべラボをスタートしたばかりの頃を思い出す。一緒にフレッシュな気分で、さあ始めましょう。
まずは、もう恒例となった、裏山での「野ぶき摘み」 野草を摘むという行為は、たとえ個人に実際の経験があってもなくても、すべての人が持つ記憶の一部なのではないかと思う。だって誰でもつい、夢中になって、子どものようにハシャいでしまうから。

庭に降り、菜園で収穫。三つ葉、香菜、絹サヤ。

料理と試食の後は、第1回目のディスカッション・タイム。テーマは「調味料の選び方/伝統(古式)製法とインスタント製法の調味料の違いについて」
店に並ぶ調味料の数々は、味のバリーションもさることながら、値段の差も大きい。食材には気を遣っているつもりでも、味、安全性、ブランドetc...どうやって選べばよいのか、迷ってしまいますよね? 
昨今ブームとなっている、食の安全、健康、グルメといった方向性に呼応するかのように、パッケージには「有機」「特選」「極上」「天然」「自然」「国産」という文字が踊っている。ひとつを手に取るものの、決してラベルのメッセージにナットクしているわけではなく、あるいはそれをよく読むこともなく「なんとなく美味しそう(身体によさそう)」と、思える(ような気がする)という程の理由で買っている方も多いでしょう。じつは、わたしもそうでした。
日頃よく使う基本調味料について、みんなでひとつひとつ勉強していくうち、驚きの声が上がる。「えっ、お醤油ってこんなに製法に違いがあるのですか」「今までおいしいと思っていた味の根拠が、ちょっと揺らいできました...」 みんな、やや混乱したような表情。
そうですよね、現実を知るとショックなコトもあるし、ではこれからどうすればよいのだろうと、いちいち自分で考えなくちゃならないのは少し面倒くさい気もする。でも、イメージ先行のラベル表記を頼りに「なんとなく」、または単に価格優先で選んでいた昨日までより、自分が選ぶ食材の、選ぶ理由が明確になって、ずっとスッキリすると思いませんか?

例えば伝統的な調味料が、どれだけの手間と熟成のための時間をかけて造られているかを知り、だから無理な量産はできない性質の食品なのだということを知れば、しみじみ美味しいってことの理由も、工場で大量生産されるインスタント調味料に比べ、数倍の価格で売られているという理由もよくわかる。手間ひま掛けて造られたお醤油を、小皿に余ったからといって、流しに捨てるなんていうこともしなくなるでしょう。
それに、わたしの食生活にはコレと、選ぶ基準を持っていれば、健康(エコ、ナチュラル指向、アンチエイジングetc...)ブームに乗り遅れまじと、次から次へお金を払わされずにも済むしね。

次回もどうぞよろしく! みんなに会うのを楽しみにしています〜




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