葉わさびの醤油漬

友人から、葉わさびのお裾分け。 夫妻のお庭は、四季折々に花が咲き乱れ、色々珍しい品種もあって、眺めるのも幸せ、そして勉強になります。園芸マスターのご主人は、質問になんでも応えてくださり頼れる師匠。今年は葉わさびも栽培してみたとのこと。
「ところでどうやって食べるの？　えっちゃんに聞こうと思ってともかく持ってきたわ」...もしかして初収穫をわたしに？　お心遣い勿体ない、でも嬉しい！

この青々とした葉を、フレッシュなまま味わうために、醤油漬にしよう。わさびの葉は茹でると辛味が飛んでしまうので、熱湯にさっと通すだけで。漬け液を保存ビンに予め用意しておき、湯通しした葉わさびを入れたなら、間髪置かずに蓋をして辛味を閉じ込める。
蓋を開けた時のツーンという香りも、どうぞ楽しんでね。ごちそうさまでした〜！

葉わさびの醤油漬　つくり方
材料：葉わさび１束、漬液：醤油大さじ１、煮切り酒大さじ１、みりん小さじ１、出汁大さじ３。漬け液を合わせて保存ビンへ入れておく。葉わさびは6cm長のざく切りにする。鍋に少量湯を沸かし、沸騰する直前に葉わさびを加えて、菜箸でざっとかき混ぜる。すぐに火を止め蓋をきせながら湯をこぼす。蓋をしたまま鍋を揺する（叩き付けるように盛大に揺すってね！）冷水にさらさずに、なるべく手早く水気を絞って（菜箸などを使うとよい）保存ビンに加える。１時間後くらいから食べごろ。翌日も辛味が立ってきて美味。空気に触れるうち辛味成分は飛んでいくので、必ず密閉できる容器を使ってください。
注）葉わさびを鍋で揺するのは、叩き付けることによって辛味成分を引き出すため。「わさびを怒らせる」と言うそうですね、なるほど。

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