えんどう豆の翡翠煮


畑のえんどう豆のサヤが、ふっくらしてきた。
春先の気温の低さでどうなることかと気を揉んだお豆さんたち。えんどう豆が一番よく育って、つるは背丈へ伸びるばかりの勢いとなる。今はサヤも鈴なり、嬉しいな。
どれどれ〜と、ひとつ収穫。まんまる若草色の豆が行儀よく並んでいる。

生のまま、ポイっと口へ放り込む。皮は柔らかく、ジューシーで甘いこと! 美味しさに止まらなくなっちゃって、その場で2,3本平らげる。足下には空っぽのサヤが散乱。...なんだか猿みたいだ、わたし。

さて、気を落ち着かせキッチンへ。豆ごはん、オムレツ、キッシュ...何にしようか。まずは、とれたて新鮮な豆の色を生かす翡翠煮ね。柔らかく若いえんどう豆にしか、この冴えたグリーンを出すことはできない。ほんのいっとき許された楽しみだ。
小鍋に湯を沸かしながら、豆をサヤから取り出す。収穫→サヤむき→調理までの時間が短かければ短いほどよい。豆はみるみる鮮度を落として固くなり、その色も褪せてしまうから。小鍋の湯をうす甘く味付けて、豆を入れたら一煮立ち。煮汁につけたまま冷まし、盛りつけたら器ごと冷蔵庫へ。週末をゆったり過ごす初夏の夕暮れ、まずはこの一品から献立をスタート。




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