梅の仕込みシーズン!梅はちみつ漬2010


今年も梅を仕込むシーズンがやってきました。
写真左は到着したばかりの青梅です。今年の梅も立派だ〜、ゆうに直径5〜6cmはある大粒。ビロードのような産毛の手触りにウットリ。右のは、ご近所さんのお庭で、みんなと一緒に収穫したもの。こちらはもう数日置き、完熟したところをジャムにする予定。

農家さん直送のらっきょう、青梅、完熟梅が、次々に届けられるので、6月から7月にかけては、毎日そわそわしながら待つ数週間です。「発送しましたよ」ってお知らせが来ると、道具や調味料をスタンバイして、新鮮なうちにどんどん仕込む。仕事のスケジュールをやり繰りし、この時期の旅行は避け、このときばかりは野菜や果物たちが最優先。
「そんなの面倒くさい〜」と思いますか?
収穫は年に一度だけ、長い月日をかけて育った実の、その恵みを受け取り、わたしたちは残りの1年間(梅干しなら2年もの3年ものと数年に渡って)少しずつ家族の糧にする。こちらの方が都合をつけることなど、当たり前ではないかしら。
それに、この仕込みモノの作業中、つややかな実を手に取り、素晴らしい香りに触れる楽しみ。少し手を添えるだけで、それらが美味しく滋味深い味わいへ変化するプロセスに驚嘆しつつ、日々飽かず眺める時間の豊かさは、自分もその営みの一部であるということを、心の深いところで確信できる。


青梅は、はちみつ漬、梅醤油に。出来上がるのは1ヶ月を過ぎた頃。梅雨が明けるのと、はちみつ漬が飲み頃を迎えるのとが、ほぼ同時ですから、自然ってよくしたものですね。夏休み、カンカン照りの屋外で遊び疲れた後は、家に帰って梅ジュースをぐーっと飲み干す。クエン酸がたちまち元気にしてくれる真夏のドリンク。

梅はちみつ漬のつくりかたはこちら




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