枝豆トルティージャ（スペイン風オムレツ）

卵をあちこちからたくさん頂いたので、久々のオムレツ。
新じゃがと枝豆入りで夏のトルティージャ。ゆで玉子とプレーンオムレツは半熟が好きだけれど、このスペイン風オムレツはパンケーキのように、表面をしっかり焼くのが好み。中のポテトと卵はふんわりしているそのコントラストが美味しいと思うのよねー。それにしても今日のは、よく焼きすぎた。自宅の調理器＆卵用パンでつくるオムレツの火加減をすっかり忘れちゃった、いったいどのくらい振りのオムレツ？？

さて、肉を食べない食生活にシフトして、すこぶる気分も体調も良いから、もうすっかりこの食生活が自分になじんでいるのだが、卵については、いろいろ考えるところがあって、なかなか結論が出ない。
動物愛護の視点とも、健康法でも、まして倫理的な理由でも宗教的戒律を実践しているのでもないから、ルールに従っているわけではないのだけれど、ヨガの練習中、消化に負担がかかるものを重く感じるようになり、さらに新鮮で安全な食材を探すうちに、自然と「肉を食べない、魚は地魚を週に１回ほど、卵と乳製品はたまに食べる」というところへ落ち着いた。初めて会う方から「ベジタリアンなんですね」って言われると、説明が長くなるので、にっこり微笑み、否定も肯定もしない。
さらに、オーガニックな卵という定義が（わたしの中で）難しく、買うときにいつも迷う。「抗生物質を使っていません」というアピールが、パッケージに書いてあっても、農場のWebサイトを見に行くと、掲載された鶏舎の写真にはズラーッと１列に並んだ何万羽という鶏。見るからに身動きとれないこの鶏舎でひたすら餌をついばみ、卵を生み続けるんだよねーと思うとせつない。平飼い鶏の写真がパッケージに貼ってあり、その脇に「これはイメージです」って小さく記載されているという商品を見たこともあった。これには怒るというより、凹む。
このごろは「鶏を飼いたいなー」と考えるようになってます。犬とか猫じゃなく、ニ、ニワトリですか！？って聞かれるけれど。