Organic Marche 123


休日の朝、暖かな日差しはまさにインディアン・サマー
ヨガの練習を終え、Soymilk teaを飲んでいるところへ「鎌倉でオーガニックのイベントあるから行きませんか?」って、emailが舞い込む。ポカポカ陽気にも誘われて由比ケ浜の会場へ。人混みを避け、週末や祝祭日の鎌倉へは滅多に出掛けることがないので、いつもと違う行動がなんだか新鮮〜
無農薬野菜と様々なオーガニック食材、ベジタリアン料理、オーガニックコスメも紹介するイベントには、鎌倉大仏長谷寺にもほど近い立地のためか、ひっきりなしに人が出入りしている。こういうとき、自分が観光地に住んでいることを実感するなぁ。
そう、観光地である鎌倉や逗子、葉山では、こういったイベントやお祭り(ベジ、エコ関連の)が、年中どこかしらで開催されてます。
以前はリサーチも兼ね出掛けてみてはいたのだけれど、最近は足が向かなくなっていた。結局のところ、特に規模が大きくなればなるほど、押し寄せる人々を相手にフードコーナーやグッズコーナーでの即売会に終始する感が否めず。そういうものに触れる機会にはなるかもしれないけれど、いわゆるデパート物産展の、オーガニック版・エコ版に取って代わられているだけのようにも見える。海辺の観光へと出掛けた先で、この「物販」オンリーのイベントを、たまたま通りすがりに体験し、それをキッカケにオーガニックについて考え、ライフスタイルを見つめてみようという気になる人ってどのくらいいるかしら? 
なーんてことを、奥のカフェスペースでベジバーガーをかじりつつ、レジ袋を手につぎつぎと店を出てゆく人々を眺め、つらつら考えていた。
どうして、こんな風に少々意地の悪いというかネガティヴな目線でモノを見てるかというと、じつは「たべラボ」も、そろそろこうした発信をしなくちゃいけないと、思い始めているからだ。最近のミーティングでも、これが毎回ホットなテーマとなっている。しかし、では「たべラボ」らしい取り組み、伝え方って何?っていうところで、まだブレイクしないでいて、ちょっと停滞感あり。でも、もう一息で答えが出そうなのよね。
昨日は、ほどよい規模のイベントで、開催側の人たちがみんなを楽しませようとガンバっていて、なおかつ自分たちも楽しんでいる様子が伝わってきた。偶然にも主催者のマダムが友人の友人であることが判明するサプライズもあったりして。
こんなアットホームなイベントに久しぶりに身を置いてみて、伝えたいことがあるのなら、それが伝わるようにちゃんと設計し、あとはともかく走り出すって重要だなと思う。
よい刺激でした、Kちゃん誘ってくれてありがとうー^^

無農薬野菜の店頭販売。店内にはベジごはんのeat inコーナーも

場所は、おいしい麩まんじゅう屋さんのお隣


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