茗荷2011

台風一過、みなさま大事ありませんか？
我が家のあたりは、断続的に雨がどっと降る他は、強風も心配したほどではなかった様子。
たっぷりの雨のお陰で、カラカラお天気にぐったりしていた野菜たちも息を吹き返したよう。ジョウロやホースで、少しばかり散水するくらいじゃとても追いつかなかった、恵みの雨とはまさに。
さて、これだけ雨が降ったなら「そろそろじゃない〜？」とアテをつけ、裏庭へ。ちょいと身を屈めて覗き込めば...。
あった、あった！　今年の茗荷を初収穫〜♡　小さく、身のしまった、なかなかの上等。これを刻むときの香りを想像する。う〜ん、ランチは素麺に決まり！

数年前に父から根っこを分けてもらって、大木の根元へ植えた茗荷、どんどん地下茎が増えて「茗荷畑」と呼べるほどに成長。木漏れ日差す裏庭で、青々とした葉が風にそよぐのもうつくしい。
お察しの通り、裏庭は「そうめんの薬味エリア」となってます。　日差しの柔らかく、適度に湿った土は、香味野菜たちが好む場所。


ちりめん青紫蘇は、最初の年だけ種を蒔き、それから毎年こぼれ種でよく増える。三つ葉は、早春の枯れた庭から、一番先に新芽を出す。今頃はもう花が咲き、葉も筋張ってしまうのだけれど、ときどき気まぐれに（たとえば、雨がよく降った後の少し涼しい日が続くタイミングなど）わき芽が出るので、若葉の柔らかいところをちょっと頂く。お吸い物のツマにはこれでじゅうぶん事足りる。

「お昼、何にするー？」「素麺」とくれば、ホイきたとサンダルつっかけ、裏庭の「薬味エリア」へ。
今日は、茄子とインゲンの味噌炒め、糠漬けにキュウリ＆ナス、薬味のもう一品にと添えたオクラ。　おろし生姜以外はすべて、収穫した庭の野菜で賄えちゃった。暑い中、買い物行かなくて済み、ラッキー♪