白菜漬ワークショップ2011開催!


白菜漬ワークショップ2011 開催しました!みなさま、ありがとう〜
おうちで漬ける白菜漬の材料は、白菜&塩&赤唐辛子のみ(お好みで昆布や柚子を入れたりもします)漬け込み後、乳酸菌の発酵によって、ただ塩っぱいだけではない、白菜の甘み、旨味、酸味も一体となった滋味豊かなお漬け物ができあがります。

自然の発酵はゆっくり進むので、食べ頃を迎えるまでに1週間待たなければならないけれど、出来上がった後は、毎日の食卓へ上げる毎に、浅い漬け上がりのフレッシュさ→しっかり漬かった酸味へと、漬け物が日々変化してゆくのを味わうのも楽しいですよね。
一方、市販のパック入り漬け物は、アミノ酸やタンパク質加水分解物質など「発酵調味液」と呼ばれる味付け液体で、あっという間に出来上がる。たとえ「合成保存料・着色料を使用していません」と、いかにもナチュラルな食品のごとく袋に印刷されていても、ちょっと待った。材料表示を見れば、こんなかんじ。

A社「白菜漬」
原材料:白菜(国産)、漬け込み調味料(アミノ酸液、食塩、発酵調味料、たんぱく質加水分解物) 砂糖、ブドウ糖果糖糖液、調味料(アミノ酸等)ソルビット、酸味料、酒精、(原材料の一部に小麦を含む)

普通の家のキッチンには、ほとんど置いていないような材料が目白押しですねぇ。。これをどう思う?
さて、自家製の漬け物が手間ひまかかるといっても、いっぺんに白菜一株か二株を漬け込んだ後は、ただキッチンの隅に放っておけばいいのだからなんということもありません。
え、漬けるのが難しい...? ふーむ、そうかなぁ。漬け物って自然の発酵の助けを借りておいしくなってゆくのを、こちらは有り難く頂くというシステムなので、ちっとも難しいことはなく、むしろあっけないほど簡単。
もしも、複雑なつくり方だとか、つくるのに技術が必要だとか、お母さんやおばあちゃんの手に負えないようなモノだったら、こんなふうに伝統的な食べものとして引き継がれてきたハズがありませんよね。
いつから「お漬け物は、店で買うもの」という習慣ができ上がってしまったのだろう。
食材を無駄なく使い切り、自然のシステムの驚きに触れ、しかもおいしくて、家族の健康をサポートしてくれる発酵食品の恩恵に預かる。こんな豊かな食習慣を、他人(企業)にあっさり手渡してしまって、挙げ句に「化学調味料や合成保存料はよくない」という要求を振りかざすなんて。「おいしさ」や「健康」と「便利さ」をいつも天秤にかけて、どっちを取ればいいのかわからなくなっているように見える。消費者であるわたしたちって、矛盾してるかも...!?
でも、食べてみれば、どうすればいいのか、きっとわかります。おうちでつくる"ホンモノの"お漬け物の味、ほんとうに美味しくて、しかも簡単!ぜひ試してみてね^^




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