春の庭 草だんご


春爛漫。ちょっと空いた時間に裏庭で草むしりをしていたら、どこからともなく「草だんご、草だんご...」とささやく声がする。
山を背負っている裏庭は、斜面にほんのり日の射す半日陰。ここにはフキの葉の丸い連なり、その間にはヨモギの群生。ははーん、その声は我がお腹から聞こえて来たというわけね(笑)

では素直に従って、おやつにしましょう。
ヨモギはやわやわとした新芽の部分を摘み取る。途端に、あの青いような苦いような、独特の香りに包まれる。そういえば、ヨモギ茶に、ヨモギ蒸し、天麩羅にお団子...と、アロマテラピーという言葉がやって来る前から、ヨモギはわたしたちの暮らしに馴染んでいるハーブなのですよね。

さぁ、一服したら畑へ戻ろう。そろそろ夏野菜の種まき準備にとりかからなくちゃ。
昨秋に残しておいた自家採取の種は、オクラ、ゴーヤ、コリアンダーいんげん...。毎年続けている在来種のリレー。
苗を定植する菜園のスペースには、生ゴミ&裏山の落ち葉をミックスしてつくったコンポスト堆肥を混ぜ込む。すこし湿った森の香り、あぁこの土の匂いって大好き♪
キッチンから出る野菜クズに広葉樹の落ち葉を加えてコンポストで熟成させれば、バクテリアくんたちの威力で栄養バッチリ、サラサラ&フカフカの良い土ができる。肥料など使わなくても家族が食べる分の野菜はこれでじゅうぶん育ってくれます。菜園の野菜を収穫して→キッチンへ→野菜クズをコンポストへ→また畑へ...の循環家庭菜園^^
乾いた畑の土を掘り返す作業はなかなか重労働なれど、お団子のお陰でパワーもチャージ。よしガンバロー。

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