思想家の使命
暑い。
こう暑いと何もできないねーと畳に寝そべって読書。顔の近くに畳と本のにおいがしてときどき縁側から風が抜ける。夢中でページを繰るのだけどいつの間にか寝てたり。子どもの頃からずーっと変わらない炎天の昼下がりの過ごし方。怠け者は三つ子の魂か?
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2008/07/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『レヴィナスやラカンは「喪主であることを引き受けようとした例外的な人々である。
構造主義者たちが「主体の死」ということを言い出したとき、私たちにはその思想史的文脈が見えなかった。
彼らは「ヨーロッパ的主体には、第二次世界大戦の死者を弔う資格がない。ヨーロッパ的・近代的主体は喪の場から去れ」と告知していたのである(聞いてびっくり)
構造主義は、彼らなりの「喪の儀礼」であったと今では思う』本書より引用。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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