《いじめを見ている君へ》田中泯さん:朝日新聞デジタル 2012.7.19
朝日新聞デジタル社会面の特集「いじめと君」昨日は田中泯さんからのメッセージ。
《いじめを見ている君へ》
http://www.asahi.com/national/update/0719/TKY201207190451.html
最初に断っておくが、いじめは子どもの責任じゃない。
大人の責任だ。
子どもはきょろきょろ大人を眺め、大人のまねをしているに過ぎない。
記事を読みながら、すっかり忘れていた(封印していたのかも)中学生の頃が突然よみがえりました。
そして、この見知らぬオジさんのあったかい言葉になぐさめられて、記憶の中の少女はひとしきり泣きました。
まだ「イジメ」「シカト」という言葉さえなかった時代。
ある日突然はじまって、クラス替えと共にあっけなく終わったそれは、今思うと、集団ヒステリーかなにかのようでしたが、あれは陰湿で、ほんとうにキツかった。
誰にも相談できない、出口もない。
大人になって振り返れば、きっと苛める側もシンドかったことでしょう。
この記事のメッセージが、たくさんのこどもたちに届けられるように祈ります。