庭のトマトとロカボア(locavore)

Locavoreロカボアとはlocal(地元の)+vore(食べる人、動物)を組み合わせた造語で、ベイエリア在住の女性4人がサンフランシスコから半径100マイル(160km)以内でとれるものだけ食べようと2005年に始めた運動のこと。目的は地元農家のサポートと遠方からの食品を輸送する際の環境負荷を減らすことだそう。みるみる間に広がりオクスフォード・ディクショナリーが選ぶ2007年ベスト・ワード・オブ・ザ・イヤー(流行語大賞みたいなものですね)になった。eat local challenge(9月の1ヶ月間は口にするものすべてを地元産のものにしよう)イベント、みんなの実践ぶりをアップするブログ、地元食材を使った晩餐会、ファーマーズマーケット一覧と、長続きするようあの手この手でサポート。面白いのは参加者の所信表明リストで「ゴールは100%地元フード!」「塩とコーヒーは例外」「買い物の習慣を変えることに挑戦」「地元産チーズを見つけるのに手を貸して!」など、ライフスタイルに合ったロカボア度を自分たちで決めてる。この主体性がいいよね。食材を冷蔵庫から出しながら「これはどこからきたのかな」と考えるキッカケになりました。

こんなことも書いてある。「今すぐ庭に何か植えよう。地元の生産者市場を探そう。鶏を飼っていたり果物の木があるご近所さんと仲良くなろう。ゲットした情報は皆と分かち合おう」

ちょうど、ご近所から梅を摘みに来ませんか?とのお誘いが。いざ、ロカボア!