PAT METHENY GROUP @Blue Note Tokyo 16.Jan,2009


パットメセニーグループ(PMG)の来日公演へ。ブルーノートはパットがすごく近いよ。東京フォーラムでは小指くらいの大きさだったもの。
PMGがジャズクラブで公演するのは初めてのことだそうです。会場は背広姿も多い男性客が7割くらい。パットの超絶ギターテクを間近で観ようという元(?)ギター少年の熱気に満ちていた。クラブのフォーマットに合わせたプレイでスタート、どんなときでも観客を楽しませようというプロ意識はすごいなぁと、のんきにワイン飲んで「松葉ガニと京人参のサラダ」の前菜をつまんでいたら、別に俺たちはイージーリスニングのミュージシャンじゃあないんだぜっと言わんばかりのマジ演奏。みんな飲んだり食べたりする手をぱたりと止めて聞き入ってました(少し後ろのブース席にいたのでよく見えた^^)もちろんわたしも。都会ならではの洒落たスタイルですが、グレードの高いライヴになればなるほどご飯食べながら聞き流すなんていうのはとても無理。もっと気楽なミュージシャンのチケット取ればよいのでしょうが、そういうのには興味ないので悩ましいなぁ。
それから、今回はライル・メイズの演奏が聴けてよかった。期待を裏切らないオタク振り。彼の奇妙(おっと失敬「個性的な」です。ちょっと変わってはいるけれどほんとうにうつくしい音)なサウンドがシンセから流れてくると、パットも他のメンバーもそれに触発されて一段階違う次元の音を奏でる。彼がPMGの要と言われることの由。
アンコール1曲のコンパクトなライブ後は急に腹ぺこになって、すぐ近くのインド料理「シターラ」へ。ここへはスパイスの使い方を勉強しにときどき。どれもこれもが上品な味なのよね。オイルの質も高く、胃にもたれない。丁寧に裏ごしされたバニラビーンズ入りのライスプディングまでしっかり食べ、都会の洗練を十分に楽しみ横須賀線にゆられて帰宅。たまにはこういうのもいいかな。




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