寒の楽しみ かきもちあられ


寒いっ。朝ベッドから出るにはまず気合いを入れる。我が家はダイニングルームしか暖房がない。それもお日様があるうちは稼働させない。エコっていえばエコ。設計士の提案を退け床暖房もやめたのは自分たちの選択に違いないが、過酷この上なし。寒波が過ぎるのを待つ日々です。
こんな季節でも良いことが。寒さと空気の乾燥する今だからこそできるもの、寒のかきもち。松の内が明けるか明けないうち「今年も寒餅、いるわよね?」と、いつも母から電話がかかってくる。正月にさんざんお餅が続いてまだ食べるか!? このシーズンにつく餅は保存性がよいことから風習として残っているのでしょう。正月のを冷凍しておいて春過ぎまで楽しめる今は、そんなの必要ないかもしれないけれど、食いしん坊の血を引く祖母→母→わたしと延々その習慣を続けている。それになんだか寒餅は正月のと違う味がするのよね、米の香りが良いというか。。これは寒さと関係があるのでしょうか、水温とか?? どなたかご存知の方教えてください
寒もちは、薄く切ったものと四角に切ったのを2種類、天日干しにする。さいしょはゆっくり陰干し、最後の数日は天日に当てて。ホコリ防止と急激な乾燥で割れないよう、室内の日当り良い窓辺が良いそうです。それでも割れちゃった分は菜種油で揚げてかきもちあられに。塩をふって密閉容器に保存。ビールにもおやつにも、カリカリポリポリ止まらない〜


天日干しの様子。となりは風呂吹き大根をつくったときに剥いた大根の皮。←ケチですか? 旬の無農薬野菜は捨てるところがないよ、天日に干した大根は皮まで甘く、そのままかじってもおいしい。漬け物や味噌汁の具に




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