全粒粉のおやき ネギとしめじ味噌あん


全粒粉を香ばしく焼いた味が食べたくなって、おやきをつくる。
外はカリカリ、中はもっちもち〜。家で過ごす時間が長い冬、熱いお茶と素朴なおやつは欠かせないですよね(ここのところ寒さが続き食べたいものが冬に戻ってる)おやき、酒蒸しまんじゅう、みたらし団子...こういう粉モノはこねたり丸めたりするのも楽しくて、ままごと気分がよみがえります。本人をご存知の方々には異論もあろうが、どちらかというとインドア派の少女だったのよ。...もしかしたら、そういうラブリーさもあったと思いたくて、記憶をゆがめている可能性あり ^^;)「手づくりおやつを一緒につくる母と娘」というほほえましい図よりは、餡をのせた皮の端っこを、ぴよーんと引っ張って器用にまんじゅうを包む母の手元をじーっと見つめては、おなじにできるようになりたくて、ムキになってた負けず嫌いの食いしん坊か。
「甘いお菓子を食べると、しょっぱいものが少し食べたくなるのよね」というのが今でも母の口癖で、両親の家では羊羹と白菜漬け、お汁粉に昆布の佃煮、ケーキには落花生が、恥ずかしながらセットで出てくる。こうやって改めて書くと砂糖と塩のとりすぎ健康にはよろしくなさそうな習慣だなぁ。いつの間にかわたしもその悪癖(?)が身につき、気の置けない相手とお茶を飲むときは、ついお茶うけをいろいろ並べちゃう。みんなの反応はだいたい「なんか田舎のおばあちゃん家のお茶に呼ばれたみたい」「甘いのとしょっぱいの?(驚)、口の中でケンカしそう...」
今日もおやきの後には甘納豆を数粒つまみました〜


おやきのつくり方
全粒粉と豆腐(すりおろしたジャガイモでも)を同量、水、塩ひとつまみ、ネギ、シメジ、ごま油、味噌。粉と豆腐、塩を合わせて水を加え耳たぶくらいのやわらかさにまとめる。生地は30分〜小1時間休ませる。ネギ、しめじを小口に切り、ごま油で炒め味噌で調味する。生地を卵大に分け手のひらで平たくのばす。餡をのせ上下左右の皮を引っ張りながら包む。フライパンへごま油を引き、生地を並べ中火で表面を焼き付ける。水を少々注ぎ入れふたをして蒸し焼き。水が飛んだら返して裏面も焼く。





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