護王神社@直島/家プロジェクト


四国滞在の3日目は直島へ。
ベネッセアートサイト直島」はホテル、美術館、島の海岸に置かれた美術作品、島の集落で小民家を再生するプロジェクトなど、ベネッセコーポレーションが島内でさまざまに展開する、アート作品の展示や活動のこと。
「家プロジェクト」エリアには、今は住まわれなくなった古民家を再生してアート展時をしたり、周囲の家並みに溶け込むよう、この辺りの伝統的な造りである黒い焼き杉板の壁を模した建物(それ自体がアートワーク)が、島民が暮らす集落の中に点在する。
その中にある護王神社は、老朽化した建物部分を杉本博司が設計し、再建された。これはあれこれ語るより写真で。ガラスの階段は、まるで氷の塊のようで、瀬戸内の明るい春の日差しの下、いまにも溶け出すのではないかという錯覚に陥る。古来の神社には異質なマテリアルがあるというだけで、普段の暮らしに当たり前に存在する「神社」という記号、あまりにも見慣れた境内の景色が、こんなにも静けさをたたえたものだったかということに気づく。

金比羅宮までの石段785段、護王神社までは45段。アート&スピリチュアル・ツアーは歩き回る旅だった。




ベネッセアートサイト直島
http://www.naoshima-is.co.jp/





ブログランキングに参加しています。

オーガニック料理部門はこちらをご覧ください↓

にほんブログ村 料理ブログ オーガニック料理へ