師匠


年末バタバタの引越しが終わり早春が訪れ、いよいよ庭づくりに取りかかろうと思って途方に暮れた。自分の庭をいかようにもしてよろしいってことは、つまり一体どこから手をつけて良いのかわからないということだったのだ。
こりゃ、お手本になるものが必要だと思った時に、ふと「そういえば、晩年のデレクジャーマンがガーデナーになったと話題をさらった写真集があったなー」と浮かんだ。何かの書評を読んだだけで実際は手に取ってなかったのだけれど。
PROSPECT COTTAGEと名付けられた、荒野にたたずむ黒い家。それを取り囲む植物と石とおびただしい数の錆びた鉄。真剣に、いとおしそうに土と植物に向き合う彼の姿。添えられた文章と詩がまた素晴らしく、何度も味わうように読んでしまう。
勇気を持って、己の道を突き進もう〜と決心した。





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