自家製あっさり佃煮
朝晩冷えるようになりました。あたたかい汁ものが欠かせない季節がやってきますね。
具沢山の味噌汁や粕汁、けんちん汁etc...ごはんと青菜や漬け物をさっと添えればそれだけで献立を完成させる主婦の味方。栄養はじゅうぶんだけど主菜がないという物足りなさをカバーするためには、きちんと引いた出汁でホンモノの存在感を演出し、おつゆを主役級へ格上げしましょう。
なんだかエラそうなこと言ってますが、正統の一番出汁を引くのは時間と気力に余裕あるとき。常備している「マクロビオティック風」なら超簡単。これを展開してかつお出汁をつくります。昆布と椎茸の水だしエキスを鍋に移し沸騰したらひとつかみの削り節を。すぐに火を止めて削り節が沈んだらできあがり。正統出汁のように昆布を引き上げるタイミングを計らなくて良いので神経を使わず他の下ごしらえのついでにできる。1リットルのジャーに干し椎茸2個と昆布10センチ角が基本分量、だしがらは冷凍保存しておいてある程度溜まったら佃煮に。自家製なら味付けを薄めにしてたくさんごはんにのっけられます。
昆布と椎茸の佃煮のつくり方
椎茸6個、昆布10センチ角を3枚、山椒の実(塩漬けでも佃煮でも)、みりん、醤油、酢。椎茸は4つ割りまたはスライス、昆布は1.5センチ角くらいに。鍋に水、酢と一緒に入れて煮る。沸騰したらみりん、醤油を加え弱火にし、汁気がなくなる直前に山椒の実を加える。冷蔵庫で1週間程度保存できます。季節には生の山椒で、手に入りやすい佃煮などを使う場合は醤油を加減してください。