自家製味噌の仕上がりチェック!


今年1月に仕込んだ、自家製味噌。10ヶ月経過してそろそろ出来上がりの時期です。
瓶のフタを開ければ、ふわっと麹の甘い香り〜♪
今年は、仕込み時に板粕を一番上に敷き詰めるという新テク(?)を採用したので、その結果にもドキドキしつつ。酒粕の効果で梅雨時のカビが生えにくく、味噌の味も良くなるそうです。果たして...?

表面のラップをとってみる。酒粕にも熟成した味噌の色が移って、どこまでが味噌でどこからが酒粕かというかんじの見た目ね。

酒粕部分をはがすと、中から、やや淡い色の味噌が顔を出す。どれどれ、ちょっと舐めてみよう。
わ、甘〜い! 夏に味見したときは、塩がピリッと舌に刺さるような刺激があって、ちょっと不安になるほどだった(塩分は11%くらいにしたので、味噌としては中口)それから3ヶ月熟成が進み、すっかり塩のカドも取れ、旨味が深まっている。
なんといっても、鼻へふわりと抜ける香りが最高。これ、市販のパック入り味噌では、ほとんど味わうことのできないもの。発酵食品って香りも味わいのうちだということがよくわかる。これを1年間毎日の献立に使ううち、味噌の熟成はさらに進み、季節毎に味噌の味も変化していく。それに合わせる素材や組み合わせる料理法も、季節の折々に楽しむ。手前味噌って言いますが、自家製味噌を仕込むと、なんでもないおうちゴハンが楽しくなるよね。
たべラボ自家製味噌づくり・ワークショップへ参加されたみなさんからも、続々とお便りを頂いてます。
おうちでつくる味噌ならではの、麹の香りを存分に楽しんでもらおうと思って、みんなに仕込んでもらったのは塩分9〜10%甘めの米味噌。
「すごく良い香りです〜」「おいしくって、味見するうちに半分くらいになっちゃった」「生野菜スティックに最高!」「子どもと取り合いです」
冬のワークショップでは、出来上がった味噌を持ち寄り「手前味噌・品評会」をします。同じ材料、同じときに麹屋さんに起こしてもらった麹を使って、みんなで一緒に仕込んだ味噌も、持ち帰ったそれぞれのおうちの環境で、少しずつ違う味わいに仕上がるのですよね、発酵って、不思議な自然の営みだ。
この冬も、自家製味噌仕込みワークショップを開催します、お楽しみに〜


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