スペルト麦のリゾット 焼きネギ&きのこスープ


ローフード、断食と禁欲ネタが続き、ビジュアル的にもよろしくないので^^;) そろそろまともな料理を載せます。
夕食は豆のサラダに、ネギと椎茸、エリンギをしっかり焼きつけて野菜の旨味を引き出したスープでスペルト麦を炊いたリゾット。スペルト(spelt)はの古代麦、今の小麦の原種にあたる。品種改良を加えられていないため栄養価が高く、丈夫で農薬を使わず育てやすいと最近人気が出てきたそう。イタリアではファッロ(Farro)と呼ばれミネストローネやリゾットなどに。米でつくるリゾットはオイルで炒めて油分と水分をたっぷり吸わせた柔らかさを味わうが、スペルト麦のリゾットは厚い皮の部分が水分を含んで膨らみプリンプリン&もちもちとする独特の歯ごたえを楽しむ。加熱すると麦の香ばしくて良い香りが立ち上ってくるので、チーズ系のソースでこってり仕上げるより、あっさりしたソースの方が持ち味を生かせます。雑穀の中でも麦は食べごたえがあり食物繊維がたっぷりなので量を抑えても満足。カルシウム、カリウム、鉄分、の他、ビタミンB1は甘い物をセーブしているときのイライラ解消によし。

これがスペルト麦。真ん中にすっと一本入った線が麦の表情でしょう?古代の栄養を丸ごといただく。茶色の皮は少し固いので20分ほど水に浸けてから下茹ですると食べやすい。
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