オーガニックローズと苺のコンフィチュール

花冷えが続く日々、なかなか桜も満開になりません。それでも少しずつお日様は力強さを増しているよう。
春の明るい色をしたジャムがつくりたくなって、オーガニックの薔薇の花びらと旬のイチゴを組み合わせてみた。いちごジャムが少女の持つキュートさを象徴するなら、薔薇が加わることで大人な雰囲気のコンフィチュール。糖分がかなり少ないので正確にはコンポート、です。長期保存が目的の場合は糖度60%くらいは必要なのだけれど、そんなに甘いのはねー。せっかくのホームメイドだから色と香りのフレッシュさを優先したい。あまり煮詰めすぎずに仕上げて早めに使い切ります。ヨーグルトやアイスクリームにかけたり、ソーダを注ぎ苺をつぶしながらシュワ〜っと楽しむジュースやカクテルにも。
農薬を使わずに育てている薔薇がお庭にある方は、５月の開花シーズンにぜひフレッシュで作ってみてください。キッチンいっぱいに薔薇の香りが漂い、女性にとって素晴らしいアロマテラピーになりますよ。

オーガニックローズと苺のコンフィチュール　つくり方
オーガニックの薔薇の花びら（ハーブ専門店で買えます。今日のは濃いピンクのブルガリア産）、苺、国産レモン、果糖またはてん菜糖、キルシュ。苺はヘタを取って鍋に入れ果糖（てん菜糖）をまぶしつけて20分おく。浸透圧で苺から水分が出てきたら、薔薇の花びらを加えレモンを絞る。弱火でコトコト煮て、苺がやわらかくなったら一度取り出す。ミキサーで花びらを細かくし、苺を戻して形を崩さないよう煮詰める。ベースに艶がでて、少しとろみがついたらキルシュで香りをつけて瓶へ移す。冷蔵庫で１週間保存できます。

ブログランキングに参加しています。

オーガニック料理部門はこちらをご覧ください↓