生ゴミ処理機「くるくる」くん


家庭用の生ゴミ処理機「くるくる」くん。白木の枠に不織布のカバーで、お洒落なガーデニングのツールみたいね。
葉山町は「ゼロ・ウエイスト(ごみゼロ)」宣言を目指し、ゴミを減らしリサイクル率を上げる運動に取り組んでいて、そのファーストステップは平成25年度までの「ごみ半減」という目標。それを実現するためにまずは「生ゴミを出さないモデル地区」を募集し、成果を他の地区へも反映させていこうという。うちの自治会からも参加を呼びかける回覧板がきたので面白そうと思って手を挙げた。そうしたら後日「モデル地区指定を受けましたよ」って、昨日町から届けられたのが「くるくる」くんなのでした。
「くるくる」くんは50cm四方ほどの箱形で、ベランダなどにも置けるサイズ。中に微生物を含んだチップと生ゴミを入れ、バクテリアの力で有機物を分解するしくみ、臭いもほとんど出ないのだって。使い終わったチップはそのまま有機肥料として畑やガーデニングに再利用できる。
2年ほど前から生ゴミは裏庭のコンポストで処理しているので、もともと我が家は生ゴミ自治体の収集へ出さないのだが、夏場にちょっと臭いが気になるし、熟成させて堆肥化するには数ヶ月かかる。それにこんなことができるのもたまたま裏庭のスペースが十分にあるからで、今の家に越す前の集合住宅に住んでいた頃は不可能な話だった。生ゴミ乾燥機が一時流行ったこともあったけれど電気を使うっていうのが気になって手を出せずにいたし。もしこのコンパクトなゴミ処理機の使い心地がよければ、我が家の生ゴミ処理も今までよりずっと簡単になって、都市部に住んでいるたべラボのみんなにも紹介できるかも!


箱の中にチップと水を入れる。ハンドルの中には棒がついていてチップをまんべんなくかき混ぜられるようになっている。水を吸ってチップはフカフカになった

早速、今朝食べた20世紀梨の皮、紅茶のお茶ガラを入れてみよう。

ハンドルを回す。生ゴミがチップの中へ...
最初の1週間くらいはバクテリアの活動が弱くて分解が遅いらしいが、バクテリアくんたちが育って元気になれば、一日に500g程度の生ゴミを処理してくれるとか。見た目といい、つくり方といい、ぬか床そっくりだ。キッチンで「ぬか子(ウチの糠漬けはこういう名で呼ばれてます)」を育て、軒下の「くるくる」くんでバクテリアを育てる。ペット飼ってるみたい。楽しい〜〜
「くるくる」くん続報は、またリポートしますお楽しみに。


↓市町村によっては購入補助金制度があるそうです。お住まいの地域でチェックしてみてね。






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