ディルシードの収穫


芋虫被害からなんとか生き延びたディルの花。なんか形がいびつ...
雨音で目が覚めた朝。何日振りの雨かしら、天の恵み。
本降りにならないうちにとディルを摘み、部屋の中へ移動。夏の間にふわふわの愛らしい花を咲かせたディル。コンパニオンプランツとして、キュウリの傍へ種まきしたもの。世話要らずの丈夫さで、サラダやマリネのハーブに大活躍。背丈1mを越えて大輪の花を咲かせる。
毎年種を採るのを楽しみにしているのだが、今年はキアゲハの幼虫が大発生。通りすがりに「あれ、花の形がオカしい」と思い振り向くと、10匹を越える芋虫が一心不乱に花穂を食べてる。。(泪) 軽いめまいを覚えつつ、ピンセットでひとつずつつまんで裏山へ。キアゲハの幼虫って小指の大きさくらいあるから、むにゅっとかなりリアルな感触。初めの頃は泣きべそかいて作業しましたが、もうすっかり慣れた。
東京からのゲストは、夏中ひっきりなしに庭を舞うさまざまな種類の蝶に「ステキ!」と盛り上がってくれる。それはとっても嬉しいのだけれど、こちらは蝶=芋虫→葉っぱを食べ尽くす、ってインプットされているので、ちょっと複雑。食いしん坊には寛容なわたくしですから、嫌いってほどじゃない。でもたった一晩で、茎だけを残して丸坊主になった植物を見ると、やれやれ〜って感じだ。
摘んだ後は1週間ほど乾燥させてから、種を外す。これからは夏のハーブや野菜の種を採る時期。

いんげん、オクラ、ひまわりの種

唐辛子も少しずつ。月桂樹の剪定した小枝も一緒に干す


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