葉山産の自然薯


週末、子安の里へ野菜の買い出し。
12月中旬に開催する「たべラボ・自家製沢庵漬2011」ワークショップの干し大根を仕入れ。沢庵を漬けるために大量の大根を自宅で干上げるのは、じつはとてもたいへんな作業でありまして。収穫したての大根を天日に当て干上げた完成品の「干し大根」を、ご近所の農家さんから分けて頂くのです。あぁ有り難や〜
そこで見つけたのが、葉山産の自然薯。
これは珍しい! 聞けば、近くの山で掘り上げた自生の芋だそうですよ。山の斜面を深く掘り、途中で折れないように収穫するのは難しいでしょう。もう滅多に口にすることのできなくなった貴重な食材。
さっそく夕餉の献立へ。酢水でアクを抜いて、すりおろしていく。すり鉢であたらなくても、みるみるうちに空気を含んでふわっふわのなめらかなとろろに。色が変わらないうちにと、ちょいとお醤油を垂らして口へ運ぶ。なんというなめらかさ、甘さ...!じゃりっとした繊維は全く舌に感じられない。まるで、つきたてのお餅みたい〜〜。そしてお餅より、ずっとさらりとして上品なのです。
いまが旬の自然薯。採れるうちは、直売所に並ぶそう。

藁に守られて並んでいました、そぉっと折れないようにね

いまや高級食材ですね。でも、食べてみればわかります。なめらかなキメ&しっとりした甘さは、栽培種とは比較にならない。


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