「日本の書展」@ 国立新美術館


梅雨の晴れ間、車窓に青空を眺めつつ都心へ。
何週間も練習を重ね、清書までには徹夜した臨書だったが、提出してしまえばそんなことなどもうすっかり忘れていた。数ヶ月後に思いがけない知らせを受けて、出掛けてきました^^ 大先生方の立派な書が居並ぶ展覧会に、一緒に並べて頂いてなんとまぁ恥ずかしいことww

子供の頃から字を書くのが大好き(読むのはもっと好き、ですが^^)それならお習字をずっと続けていればよいものを、中学校に入ってからは演劇一筋。カラダを使って表現することに夢中になっていたから、書のことなどすっかり忘れてました。
ずいぶんと大人になってから(じつはほんの数年前)想いとご縁が偶然にも重なって、かな書の先生に弟子入り。(師匠との出会いといったら、これでまたひとつの物語!その不思議なストーリーはこちら
これがものすごく性に合っていたようで、もう夢中なのです。
わたしにとっての書は、美意識を学び、季節の移ろい、心情、自然の力をまざまざと感じ、そして肉体が表現し得るダイナミックさと繊細さを筆先にのせて、それを再現する(いや、そんな至芸をぜーんぜんできるはずもないけれども、まぁそのつもり...^^;)というものでした。これはヨガに出会ったときと同じ感覚。
毎日毎日、とにかく書くことが練習。目標を持たず、まずはその中に身を埋めるというか浸るというか..。この練習の仕方も、ヨガを始めたときによく似ている。数年経っても、飽きるどころかどちらもますますその熱が増してるところも、そっくり。
そうしていつのまにか、ヨガと書は、わたしの中で「動と静」といった位置を占めているようなのです。さて、これはどこへ向かうのか....自分でもわからない、人生を振り返ってみるときのお楽しみ^^

「日本の書展」 国立新美術館 2014年6月22日(日)まで開催

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