ダイエットにはオイルを控えめに!?

健康やダイエットのためになるべく油は控えようという人多いですね。
特に動物性油脂は目の敵にされがちだけど、植物性ならなんでもいいってことなのかな。マーガリンやショートニングなどに多く含まれるトランス脂肪酸については、すでに一部の国では規制が、日本でも自主的に避けようと努力する企業が出てきました。家庭の食卓で良い油を摂っているうち、外食で古いものや添加物の入った油を使っているかどうかがだんだんわかるようになります。美味しくないし無理に食べると私は下痢しちゃうので避けます。結果的に自然とシンプルな調理法のメニューを選択するのでダイエットにも健康にも◯。揚げ物やバターを使った料理を無理にガマンするより、まずはキッチンで使うものを良いオイルに切り替えてみてはいかが。

食用植物オイルの製造法は大きく分けて2種類。
1)圧搾法
原料となる種や実に圧力をかけ、油を搾り取る方法。加熱後も比較的酸化しにくく、ビタミンEなどの残量も多い。昔ながらの方法で手間ひまかかるので、製品の値段は少々高め。日本には玉締め(低圧力でゆっくり圧搾)という伝統的な方法がある。熱をかけない冷圧搾法(コールドプレス)ならよりストレスフリー。
2)抽出法
溶剤を使って化学的に抽出する方法。薬剤(ヘキサンなど)で、脂肪分を溶かし出した後、薬剤を分離する。さらに脱色、脱臭、着色、消泡、酸化防止剤、不純物除去のための薬剤を添加することもある。効率の良い方法なので原料から多くの油を生産できる。
農林水産省HP 「消費者の部屋」 Q&A