菜の花の押し寿司

散歩が楽しくなってきましたね、梅、ロウバイ、沈丁花に始まり、木瓜、桃、ユキヤナギ。通り沿いにあるご近所さんのお庭の枝花mapがいつの間にか記憶にインプットされ、満開の頃には経由コースを微妙に調整している。
丹精の庭木などない、放ったらかしワイルド庭の我が家では、クリスマスローズに、畑を囲む菜の花くらいだが、満開になればそれなりに見応えもある。作業の間に時折フワ〜ンと甘い香りが鼻をくすぐるので、自然に笑みがこぼれてしまう。
蕾をちょいちょいと摘んで、お昼ご飯は菜の花のお寿司。胚芽米に雑穀のもちきびを炊き込んで酢飯をつくり、きびの黄色いツブツブを菜の花に見立てる（正統は、炒り卵を使うのかも）塩茹でして出汁に浸した菜の花、生姜のみじん切りを混ぜた酢飯を型に詰め、簡単な押し寿司風。甘酢生姜の代わりは、甘酒で漬けたあっさり麹漬け。

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