ごま炒り器で!アツアツ銀杏


街路樹がちらほら色づいてきて、すっかり秋の気配ですね〜
銀杏の葉の、鮮やかな黄色から連想するのは、ホクホクの銀杏。...食いしん坊は連想も強引でした。新銀杏がネットにぎっしり詰まって店頭に並べば、すかさずゲットして塩炒り銀杏に。正統の塩炒りぎんなんは、鍋にひとつかみの塩を入れて火にかけ、塩が十分熱くなったところで殻を割っておいたぎんなんを加え、塩の中で一緒に炒りつけながら火を通す。でもこれ、少々面倒臭い。生のぎんなんを割っているとき、中の実にキズをつけると思いっきりクサいしねー。
青々とした新銀杏の旬はいっとき、おいしいぎんなんを食べるためなら仕方ないかなぁと思っていたら。ある日、里へ帰ってふと見ると、お茶請けにといって母がストーブの上に銀杏を並べている「殻、割らないの?」「いいのよ、火が通ると勝手にはじけるから」「!!!」 亀の甲よりなんとやら、と言いますが。ベテラン主婦のテクニックはときどきチェックしに行くものだわ。
写真の道具は、ホントはごまを炒るためのものです。細かい編み目がちょうどよく、玄米とか緑茶とか、ナッツとか、いろいろなものを直火で香ばしく炒ることができ便利。この方法を覚えてから、「ビール&枝豆」の組み合わせに次いで「ビール&炒り銀杏」というくらい気楽につくれるようになった。
実家の銀杏は、火が通りだすとポンっと威勢の良い音がして、ときどきストーブの上からはねてころがり落ちます。このごま炒り器、こんど帰る時の手みやげにしよう、だってかなりデンジャラスだ、ストーブの上の銀杏。



追記 2009.10.23
「ごま炒り器」は京都の職人さんによる手作り。こちらで買えます
「辻和金網」 
http://www.tujiwa-kanaami.com/
「金網つじ」
http://www.kanaamitsuji.com/





ブログランキングに参加しています。

おいしそう、ヘルシー!って思ったら、クリックしてね (^-)

にほんブログ村 料理ブログ 健康食へ