ぬか漬けワークショップ2010 開催!
収穫したばかりの茄子はミョウバンを使わなくても鮮やかな色に。たくさん食べられるのが自家製のよいところ
ぬか漬けワークショップ2010 開催しました、みなさま、ありがとう〜
じつはこの企画、メンバーさんからのリクエストで実現。おうちで美味しいぬか漬けが食べたいという、彼女の熱い想いを伺い、他の方々へもリサーチしてみたところ、ほぼ全員が、ぬか漬けに対する憧れやトラウマ(?)を抱いていることが判明しました、なんと。
みんなぬか漬けが大好き。「おばあちゃん家の味が忘れられない」「きゅうり1本は軽ーく食べちゃうね」
でも実際は、「うっかりダメにしてしまうかも」「前に挑戦したことがあるが、腐らせてしまって...」「母は、もう面倒くさいって言って作らないんです」「わたしにはハードルが高そう」と、やや及び腰。
そこで「ぬか漬けを、おいしくできるようになるコツ、楽しんで続けられるコツがあります」と、あるコトを伝えたところ「わー、やってみたい!」とみんなの表情が明るくなって、ワークショップ開催決定。
そのコツとは。
うっかりダメにしてしまったとき、「ぬか床、分けて!」って頼めるネットワークをつくること。
テクニックじゃないのです、この「分けて!」って頼める仲間のいることが、とても重要。
ぬか漬けの手入れは、日々の暮らしの中に組み込まれています。そのリズムに乗っかれるようになると、おいしく漬けることができ、手入れを面倒くさいとか、手間に感じなくなってくる。そのスキルが身に付いて、楽しみがわかってくるまでは、残念ながら失敗の連続。みんなの話を聞いていると、ぬか漬けをやめてしまう人は、たった1回か2回の失敗で「もうイヤ!2度とやらない」ってことになるパターンが多いよう。
そんなとき、いつでもぬか床を分けてくれる仲間や先輩がいれば、再挑戦するのも気楽でしょう。分けてもらうときに何が失敗の原因だったか相談にも乗ってもらえる。そうしながら、だんだんコツをつかみ、上達していって、家族や友人に美味しいぬか漬けを振る舞えるようになります。そして、周囲に「わたしもやってみたい」という人が現れたら、今度はその方へ、自分が心を込めて増やした糠を分ける番。昔は近所におばあちゃんや小母さんが住んでいて、気軽に行き来しながら年下の女たちへ、こうして代々ワザを伝えていたのでしょうね。
かくいうわたしも失敗しては、「来週行くから、ぬか床増やしておいて〜」って、何度母へ電話したことか。
ワークショップでは、参加者の方に「種ぬか」をお持ち帰り頂きました。どうぞ失敗を恐れず、またいつでも取りに来てね〜
たべラボは、現在メンバー制で運営しています。
ワークショップへ参加ご希望の方は、こちらをご覧の上、emaiにてお問い合わせください。
詳細をお送りいたします。
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