鍋のシメから拝借の 豆乳粥


先週牡蠣の豆乳鍋を作り、最後は「うどんがいい」というリクエストで細めのうどんがシメ。ほほぅ、出汁と合わせた豆乳と穀物って美味しいものだなと、独立メニューへ昇格させてみた。
残りご飯の温め直しは「雑炊」で、米から炊いたのが「粥」ってわたしは思ってますが、みなさんは? 具沢山で仕上げる雑炊も手軽で冷蔵庫のご飯を片付けるのに頻繁に登場するけれど、米粒がちょっと砕けて玄米ならサラッと白米ならトローリとした粥のシンプルでしみじみした味わいは別のものですよね。
冬の早朝に底冷えする本堂で坐禅を組み、その後いただく朝がゆの身にも心にも沁みることといったら...! 梅干しと沢庵一切れの塩気だけで薄い粥を食べる。大勢が黙して座る静まり返った部屋では、ポリポリと沢庵をかじる音と粥をすする音がするだけ。いつも旨いモノを探してアンテナをにょきっと立ててる食いしん坊も、このときばかりは食の基本に立ち返る。これはよい習慣と家でもときどき朝がゆでリセット。
お寺ではコトコトと1時間かけ炊き上げてくださるそうですが、家では圧力鍋でスピーディに。粥をスピーディにって矛盾してるようだけれどそこは勘弁してもらおう。
豆乳粥のつくり方
玄米1合、水3カップ(圧力鍋で炊く場合)昆布、豆乳1カップ、豆腐、大根の葉、塩。圧力鍋に米と昆布、塩少々を入れて炊く。ピンが下がったら豆乳、さいの目に切った豆腐を入れて弱火で加熱しさっとゆがいて水気を絞った大根の葉を加える。白すりごまをたっぷり入れると美味しい。




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