トスカーナ風 白いんげん豆(Fagioli Cannellini alla Toscana)


これは料理と呼べるのか迷いましたが。昨夜のパーティで、他のメニューを押しのけ好評だったのでアップしてみよう。
いつだったかフィレンツェの食堂で煮込み料理のつけ合わせに出てきた白いんげん豆。豆きんとんやら、含め煮やら、日本のいんげん豆は甘くすることが多いのに、ハーブの香りがついた塩っぱい味のお豆さんが新鮮で、メインをそっちのけにして豆ばっかり頬張った。
本家の「白いんげん豆のトスカーナ風(Fagioli Cannellini alla Toscana)」は、セージやタイム、ローリエ、ニンニクなどを一緒に入れて豆を炊き上げ、それを肉料理のつけ合わせにしたり、ツナや玉ネギ、レモンを加えてサラダ仕立てとか、展開していくわけですが。和風やスイーツにも使いたいので、水煮の段階で味がついてしまうと我が家ではちょっと困る。で、それぞれを分解して味つけすることに。
茹でたてアツアツの豆をお皿に盛って、玉ねぎとかセロリとか、そのへんにある香味野菜をちょっとのせて(なくてもいい)、庭からタイムとディル(ウイキョウ)を摘んできたのを散らして、EXバージンオリーヴィオイルをかける。おわり。テーブルで岩塩と黒胡椒を引いてください。お約束は、ぜひアツアツのうちに食べること。
香味野菜をトッピングしなければ、包丁さえ使わないスーパー手抜きレシピ。しかしウマいのだ。イタリア人にとってオリーヴオイルは日本人の醤油と同じ位置づけにあるって話に納得。





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