金木犀の花で自家製シロップ 桂花醤


あちこちで金木犀の良い香りが漂ってますね。
裏庭には、両親が植えた金木犀&銀木犀があります。秋の訪れを告げる金木犀に、少し遅れて銀木犀が咲く。淡い白の花をつける銀木犀の方が香りは強く、ほんとうにうっとりするような甘さ。
9月まで季節外れの猛暑に苦しんだ後、いつもに増してウキウキと秋を歓迎する気分。そういえば、こういった強烈な甘い香りを放つ花々は、乾いた風の心地よい季節にこそ楽しめるのだなと、ふと思う。もしも、湿度の高い日本の真夏に咲くとしたら、きっとウットリどころか、ウンザリでしょう。自然の計らいってよくしたものだ。
このいっときの香りを閉じ込めようと、桂花醤をつくる。なんでも食べものネタへ強引に持っていってスミマセン。。^^; 一般的には氷砂糖や砂糖のシロップに漬け込んでありますが、我が家風は蜂蜜漬。漬け込んだ直後よりも日を経るごとに香りが強くなっていきます。そのまま湯で溶いて、白玉だんごのシロップに。

桂花醤(蜂蜜漬けバージョン)のつくり方
材料:金木犀の花(手のひらに2杯分)蜂蜜150cc
金木犀の花を手ではずし、目の細かいザルの上でさっと洗う。ペーパーの上に広げて日陰で自然乾燥。ビンに入れて上から蜂蜜を注ぐ。
上記写真はオーストラリアのオーガニック蜂蜜(クローバー)をつかってます。まだ気温は高いのに白濁してる。そういうタイプなのかも。透明な蜜に漬けると、色もだんだん濃いオレンジへと変化してキレイです。

剪定を兼ねて、内向きに重なった枝を切り取る。

日陰で自然乾燥

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